肩鎖関節脱臼|肩こり・肩甲骨周りが痛すぎる!緩和した対処法を紹介
最終更新日:2019/01/19
こんにちわ!
このブログをご覧いただいる方は、肩鎖関節脱臼してから何年か経ち、
自然療法のまま歪な肩をケアしながら今を過ごしている方々だと思います。
毎日は不安に思わないのですが、鏡を見た時、触った時、筋トレをした時、
痛みを感じた時にとっても不安になりますよね。。。
その気持ちとっても分かります!!
実際に私も2010年(当時19歳)に、大学でラグビー部に所属していた時に、
ある試合で、相手にタックルに行った時に、自分の腕が相手の脇に固定されたまま、2人が空中に浮いたのちに私の左肩が一番に落下したことで、怪我を負ってしまいました。
症状としては『肩鎖関節のⅢ型(脱臼)』に当たります。
その後は、お医者様には自然療法を推奨され、
よく言われるドクターストップがかかり、そのまま大学ラグビーを去りました。
その後、1年に1回程度の肩甲骨周りの強いこりを感じていましたが、
この5,6年経ったくらいから季節の変わり目ごとの3ヶ月に1回程度、
強いこりを感じるようになり、慢性的な痛さへと変わっていきました。
その中で、サポーターやマッサージ、整体、整骨院、鍼灸、ストレッチなど
様々な方法を2年間試してきて、どれが緩和されてきたかご紹介できればと思い、
今回、記事を書くことに決めました。
あまりにもマイナーな怪我のため、
情報がどこにも見つからず、このブログに辿り着いたことかと思います。
私自身、ネットに情報がなく困っていた1人なので、1つでもお役に立て嬉しいです!
※医学的、専門的知識はないため、個人の体験談となります※
いきなり結論!!
私の場合は『肩鎖関節のⅢ型(脱臼)』を患ってから、
運動をする機会が減ってきた影響で、
肩の筋肉の低下や血行を促すことを遠ざかってしまったのが原因が
いまの肩こりに響いていると思います。
緩和方法のおすすめは?
そのため、効果の出方も「即効性」、「長期的」と 2つの軸でオススメ致します。
詳細は別々に書いていきますので、お時間があれば下まで覗いてみてください。
「即効性」・・・どうしても我慢できない程の痛みがあり、すぐにでも緩和したい
「長期的」・・・痛みが発症しないように予防ケアをしたい
【体験した候補】
自力系候補:筋トレ、ストレッチ、マッサージ機・グッズ、お風呂、湿布
おすすめの基準はなに?
「即効性」を選んだ基準としては、行った直後から肩の鈍痛の症状が和らいで、
痛みを感じなくなる度合と痛みの再発の期間の長さを考慮しております。
ただ、数日間だけ方が楽になるような場合が多いので、
根本的な痛みの解決はできない印象でした。
「長期的」を選んだ基準としては、そもそも痛みが起こる頻度を減らせれば、
高いマッサージや整体・接骨院に通わなくても済むのでお財布にも優しく。
そもそも痛みに悩まされることもないので、安心した生活を送れます。
ただ、急な痛みを感じた時にすぐに緩和ができないところが欠点です。
結局何が1番良いのか?
個人的な感想にはなりますが、肩鎖関節の脱臼において1番良いのは、
身体を動かす運動や筋トレを行うことにより、
即効性にも長期的にみてみてもお金がかからず、1番の対象法だと思います。
ただ、ご覧いただいている方も運動や事故で怪我したので、
確かにその部分を動かすことは多少なりのトラウマや抵抗感はあると思います。
ただ、それ以上に鈍痛を抱えて悩むよりも
一歩を踏み出す勇気と一緒に身体を動かしてみましょう!
癒し系施設で緩和する
身体のリラックスついての専門家の方々が身体のケアをしてくれるので、
圧倒的に効果は高いと思いますが、
その反面、継続して通うのにはかなりの費用が掛かります。
例えば、
1回3000円~8000円くらいの料金で毎週来てください!っと言われた日には
1ヶ月で1万~3万5000円は飛んでいきます。。。
確かに、肩こりをかなり緩和できるのは大きいので、
それぞれ1ヶ月~2か月通ってみた効果の感想を載せておきます。
マッサージ
一般的なマッサージやリフレクソロジーになります。
【費用】1回 5000円~8000円
【頻度】1ヶ月に1回くらい
【効果】 ★★☆(評価2/3)
【感想】
身体の凝りをほぐしてくれるので、肩以外にも全身がリラックスができます。
その影響なのか、終わった直後には肩がだいぶ軽いです。
ただ、一時的な効果なのか次の日くらいにはまた肩甲骨あたりに痛み出します。
即効性としては高いですが、長期的な目ではあまりお勧めできないです。
接骨院・整体
接骨院は柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師の国家資格が必要になり、
保険対象として診療もしてくれますが、問診・電気治療を行うだけで、
整体とはそこまで大きな違いは見られなかっため、1つにまとめています。
【費用】1回 3000円~8000円
【頻度】1ヶ月に3回くらい
【効果】 ★★★(評価3/3)
【感想】
問診も行ってくれるので、なぜ肩が痛いのかを、
肩鎖関節の脱臼以外の原因を探そうとしてくれるため、
私みたいに『Ⅲ型(脱臼)』だと肩が下がってしまっているので、
それを引っ張ろうと無意識に力が入り、血行が悪くなっていると原因も分かります。
ただ、肩鎖関節脱臼を理解してそうな雰囲気を出してくるため、
信頼感には欠ける部分があります。(人によると思います。)
ただ、その心配を踏まえでも身体をほぐしつつ、ストレッチしてくれることが
肩の痛みに対して即効性と長期的な緩和も見込めました。
鍼灸
こちらも国家資格が必要になります。
鍼師と灸師の資格が必要になり、
東洋医学を用いて、身体の気(血行)を整えています
【費用】1回 3000円~5000円
【頻度】1ヶ月に2回くらい
【効果】 ★☆☆(評価1/3)
【感想】
鍼灸を知っている方であれば問題はないと思いますが、身体に鍼を刺します。
流派や手法によっては、鍼を身体に刺したままや鍼を刺してすぐ抜くなど、
施術方法1つをとっても様々な方法がありました。
私の場合は、鍼を刺してすぐ抜くという方法だったのですが、
全く痛くもなく、一瞬触れられたかなくらいの感覚でしたが、
刺す部位は肩ではなく、身体全体に刺していき、血行流れを促進することで、
肩だけでなく全体の体のバランスを良くしていくというものでした。
そのため、即効性はあまり感じられず、
通っている間に解消されたというような感覚でした。
そういう意味では、マッサージや整体・接骨院の方がやって貰った感はあります。
自宅でもできる緩和方法
自宅でできるため、費用としてはかなり抑えられますが、
どうして痛い時には即効性の対処としては弱い部分になります。
ただ、その反面に予防のケアという意味では大いに実践していく価値はあります。
痛くなければ、そもそも痛みで悩む必要もなくなるわけですしね!
なおかつ、肩だけではなく体のスタイルも整えることができるので、
一石二鳥要素は強いですが、やっぱり継続していくことが大変です。
他にも1次しのぎの方法なども紹介していきます。
筋トレ
簡単な筋トレからマシーンを使う筋トレまで幅広く、
自宅で行うのであれば、腕立てや軽いダンベルを使った筋トレがあります。
【費用】初期投資のみ 0円~2万円
【頻度】3日に1回
【効果】 ★★★(評価3/3)
【感想】
元々身体を鍛えることが好きでしたが、肩に悪影響がでるのではないか、
もしくは骨の位置や肩の靭帯が一部切れているので、正直怖い所がありました。
ただ、何もせずに太っていく自分と肩を言い訳している自分に嫌気がさし、
自宅用にベンチプレスの器具とダンベルを買うことにして、
買ったからにはと逃げれない環境を作りました。
ただ、やはりいきなり筋トレを始めると怪我している肩に多少なりの違和感と
痛みを感じることがありました。
特に肩の骨が出ている所が上手く動かず、すれて痛い状況に……
その上で、なぜ高い評価をしたかというと、
この後に出てくる肩のサポーターをしながらベンチプレスなどを行った結果、
ほとんど痛みを感じず、通常通りに行うことができました。
その影響で、定期的に続けることで方の痛みがしばらく無くなったことで、
高い評価に置いております。
ストレッチ
ストレッチは簡単な体操で、今回の肩に関わらず様々な箇所に改善ができます。
道具は使わず、1人からペアでできるストレッチとお金も掛からないです。
ストレッチポールなどを使えばさらに効果など見込めると思います。
【費用】0~1万円
【頻度】可能であれば毎日
【効果】 ★★★(評価3/3)
【感想】
こちらも筋トレとほぼ同様であるため詳しくは書きませんが、
効果としては絶大だと思います。
軽度なものであれば、長いストレッチが終わる頃にはとても良くなっています。
ひどい痛みがある際には、無理に動かすよりは徐々に緩和させた方が、
長期的なストレッチができるのと、習慣ができるので、
軽いストレッチを行っていくことがお薦めです。
筋トレとは違い、筋肉痛も来ないので毎日でもできます。
ぜひ、いまからでも始めて見て下さい!
また、ペアで行うことでより筋肉繊維をほぐすことができること点や、
道具を使うことで、1人でも深部に届くのでぜひ活用してみて下さい!
サポーター
自分でテーピングできない方におすすめです!
ただ、装着時に結構膨らむので日常用には厳しく
密着度が優れており、安心感は高いのですが、蒸れます。
それを踏まえても痛みの軽減や、骨の出っ張りを押してくれるので、
スポーツ時や筋トレ時には最適です。
【費用】9000円くらい
【頻度】運動時のみ
【効果】 ★★☆(評価2/3)
【感想】
部活やクラブチーム、周りにテーピングを上手く巻いてくれる方がいれば、
そちらの方が断然宜しいのですが、
そんな環境が整っていないのが一般的かと思います。
現に私自身もテーピングを巻いてくれるような方がいなかったため、
時折、肩の骨が鍵盤みたいに出てきてしまったときには気になる痛みが
じわじわと来るのが苦痛とストレスでした。
押しても出てきてしむことや、固定してくれるサポーターがないかと言うときに、
思い切って「ショルダーガード」のサポーターを買ってみたところ、
悩みが改善されました!!!
肩の骨の出っ張りを押さえてくれるのと
なによりも不安感が減ることで安心できます。
そのため、今までペンチプレスの筋トレを行っていたときに肩の痛みや
力が入らない瞬間があったのですが、そういったものがほぼなくなります。
ただ、日常的に装着する個ことはほぼ不可能です。
それなりに大きなサポーターとなるため、外見が膨らむのはもちろんですが、
肌着などを着ていないと帯の部分が擦れたり、汗をかきやすくなるので、
そちらの方が気になってしまいます。
なので、スポーツをするときや痛みを感じるときだけの装着にした方が良いです!
※外見を気にしないような方や汗を余りかかないかたはいいかも
マッサージ機
大きい物を想定されるかもしれませんが、
いまでは 座布団くらいの大きさの物があります。そちらを活用してみました。
【費用】1回 8000円
【頻度】痛い時のみ
【効果】 ☆☆★(評価1/3)
【感想】
こちらはマッサージ機の特性で、どうしても思ったように解すことはできません。
自分で位置を調整することや強く押しつけることで緩和されますが、
なんとも言えず、正直聞いている気がしない状態です。
また、押しつけすぎると悪化してしまい、
一時の快感は得られるかもしれませんが、その後にしばらく痛みが続きます。
私の活用の仕方かもしれませんが、もみ返し状態みたいになります。
ただ、ご注意頂きたいのが、普通に活用すれば、
とっても気持ちがよいです!
肩が以外の目的でももやふくろはぎ、腰などによく使っていますが、
そのまま寝てしまうこともしばしばありますので、活用の仕方次第です。
お風呂
こちらは説明の必要がないですね!
シャワーではなく、しっかりお風呂に浸かることです。
もしくは、銭湯などの電気風呂やジェットバスを使う機会があると思います。
【費用】自宅の水道代、ガス代、銭湯代
【頻度】毎日
【効果】 ★★★(評価3/3)
【感想】
私自身がお風呂が好きなので、心身共に整えことができます。
ただ、肩が痛みが出てきたときには少し長風呂をするようにして
血行の流れを促すようにしています。あとは軽く動かしたりするくらいです。
銭湯にいけば、電気プロで肩を軸に当てることで、
だいぶ楽になることはありますが、なかなか遠くにあるため行く頻度が減ります。
なので、お家のお風呂で十分です。
湿布
こちらも一般的なサロンパスや消炎鎮痛パップ剤の湿布を使いました。
特にこちらも変わった物は使っていないです。
【費用】500~2000円
【頻度】痛みがある期間のみ
【効果】 ☆☆★(評価1/3)
【感想】
こちらは皆様すでに使用されたことはあるかと思いますので、
詳しく感想は書きませんが、やはり無いよりはあった方が良いくらいです。
寝ているときに、痛みなどで起きてしまう時があるので、
剥がれないようにテーピングテープを浸かって湿布を貼っています。
そうすると朝まで寝れられるので、そういう意味では効果があります。
まとめ
私自身も肩鎖関節脱臼を煩っており、時折痛みが出てくるので悩んでいます。
ただ、調べても医学的論文や肩鎖関節脱臼の症状はどのようなものであるのか、
そういった関連の記事は多くあり、
なかなか自分が知りたいという情報がありませんでした。
やはり怪我自体がなかなか珍しいケースであったり、知名度が無いため、
まわりに伝えてもなかなか共感を得られずに苦しむ事が多いと思います。
そんな方々がこのブログを読んで少しでも緩和されれば嬉しいです!
もしくは、こんな方法が良かったというのがあれば、
ぜひ、コメントをください!
同じ怪我を持っている仲間同士、少しでも痛みを減らせるように
情報共有することで、少しでも健康的な身体を保てるようにしていきましょう!
私自身も試してみて、ブログで紹介していきたいと思います!
さて、肩鎖関節脱臼の緩和方法は、
様々な方法があるかと思いますが、
個人的には「筋トレ」・「ストレッチ」をすることが大事だと思っております!
ただ、本当にその時間が取れないか、面倒臭いと考えてしまい、
なかなか継続してできないの現実問題と重々理解しているので、
その時はお金が掛かりますが、「接骨院・マッサージ・鍼灸」が最適です!
しばらくは痛みを和らげることができるのでお薦めですが、費用我どうしても…
そんなときは「お風呂・湿布」などで多少ですが、
そちらで緩和することがおすすめです!
怪我とは一生の付き合いですが、
少しでも上手く付き合えるようにしていきましょう!