【会社の朝礼ネタ】「JINSメガネ」に学ぶ、顧客層を広げる概念
最終編集日:2018年04月10日
今回の朝礼では、
『R25』の2018年4月6日に掲載されていた記事を参考に
朝礼で発表がありました。
今回は
発想の転換による考えさせられる内容です。
業界の顧客層は固定化されたものではなく、商品や考え方を変えるだけで、新しいマーケティングが生まれるものだと改めて気づかされました。
参照にしている記事の詳細については下記のURLよりご覧ください。
参照元:
朝礼テーマ
「顧客層を広げる概念」
JINSメガネ
JINSメガネさんのメガネ業界という中で、
今までの躍進、現段階での取り組みと
どういう風にメガネの顧客層を広げて行ったのかという内容です。
既にメガネ業界としては、
ある程度売れているメガネ会社が固定化されていた中で、
JINSさんがその中で頭角を現してきました。
最初の取り組みとして
メガネの企画から販売まで、一連の流れをSPA化することで、
メガネ従来の高価物という印象から、
「高品質&低価格」を武器に誰にでもおしゃれで安く手に入ると
手軽にメガネを購入できるようになりました。
次の取り組みとして
同じく高品質&低価格のメガネ販売店の競合が増えてきました。
知っている方はご存知だと思いますが、
JINSさんが「ブルーライトカット」メガネの「JINS PC」を販売し始めました。
この販売により
メガネを付けていなかった層や
メガネよりコンタクトに移り変わった層を見事に顧客層を取り組むことができました。
他にも目が乾燥する方向けの「JINS MOISTURE」や
花粉症がひどい方向けの「JINS花粉CUT」など、
従来のメガネの価値観が変わってきたと思います。
ついには
「目の視力が悪い方向け」、「目に軽微な問題を抱えている方向け」に加え、
「目から自己管理ができるメガネ」と
2015年に「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」が販売されました。
目を補正・保護するものではなく、
目の行動を解析して、自分の集中できる環境・時間などを管理してくれます。
その結果、認知症の早期発見・予防など、
従来のメガネの使い方からかなり躍進させ、
さらなる顧客層の獲得を目指すことができます。
まとめ
業界の顧客層は固定化されたものではなく、
考え方によっては、隠れているマーケットになります。
JINSさんはこういった取り組みを行った影響により、
メガネの販売数だけを見ると
メガネ購入者の3分1がJINSさんのメガネを持っている計算になります。
自分が勤めている会社の顧客層の抱えている問題と
どこかに他の層が抱えている問題がリンクすることで
新しいマーケットが見つかるかもしれないですね。
ご自身の働いている会社の状況に併せて、
スピーチしてみてはいかがでしょうか?